3次元の世界
2001年10月21日

 雲もこのくらいなら可愛げがあって楽しめるんですけどね。何も無い真っ青な空も気分爽快でいいけれど、このくらい雲が 有ると3次元の世界を浮遊している感覚が楽しめて面白いです。奇麗に切り揃えたような雲の下の面は高さ約10,000ftで、 私は北東に向かってVFRで巡航していたので、9、500ftを維持するのにこの雲の下の面が丁度良いビジュアルリファレンスと なりました。

 このようにある高さを境に視界が違ったり雲の密度がくっきりと違っている景色を見ていると、地球の大気がガスの成分や 温度によって層をなしている様子を垣間見たような気になります。手前の山がジュリアンで一番遠くの山脈の向こう側が パームスプリングスの谷です。右斜め前にボレゴスプリングスの砂漠が見えるあたり(1 NM from Julian VOR on 200 radial) から撮りました。


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