アメリカでは毎年この時期になると電飾で家を飾り付け始めます。我が家の近所も殆どの家が奇麗な飾り付けをするので、
何もしないとその家だけ夜になると真っ暗に沈み込み、誰も住んでいないかのようになってしまうので、うちも毎年電飾を
点けています。
アメリカへ来たばかりの頃は、赤、青、黄が交互に混ざった大き目の電球の飾りを見ると、田舎の場末のスナックみたいで
とっても下品に見え、あれだけは嫌だと思い白一色の飾りを買ってきたのですが、見慣れると色がないとつまらなくなり、
今では色とりどりの電飾がとても奇麗に見えるようになってしまいました。(慣れって恐ろしい)
一番大きな写真が我が家で、右上が近所で一番派手な家です。その外の写真は家から車で7分くらいの所にあるクリスマスの
電飾で有名なエリアです。普段は普通の民家のコミュニティーなのですが、いつからか派手な電飾がエスカレートして、
庭先におもちゃの列車を走らせたり、スノーマンの着ぐるみを立たせたり趣向を凝らすようになり、ついにはそのブロックを
見てまわる馬車まで走るようになり、今ではこの辺の名物となっています。
これが全て一般の民家なのですからアメリカってやっぱり凄いなと思ってしまいます。以前はどうしてそこまで?
とも思いましたが、暗い事件ばかりの世の中、こうして心を和ませるものがあってもいいかな。
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