コンスタント・スピード・プロペラ
2001年12月17日

 昨日なおやさんにSAAのC172RGに同乗させてもらいました。乗る前はコンプレックスといっても車輪を上げ下げする だけだろうとタカをくくっていたら、プロペラもコンスタントスピードになっており、インパネには今まで見た事のない マニホールドプレッシャーゲージがついていました。ずいぶん前にテキストで原理を読んだ覚えがあった程度だったので、 何をどうすればどうなるのか訳が分らず初めとても厄介な代物に思えましたが、なおやさんの丁寧な説明のおかげで帰る頃には 一応理屈は理解できました。

 コースはグランドキャニオンウェスト上空を通過してキングマンで給油、そして帰りは真っ直ぐMYFに戻って来ました。 帰りのジュリアン上空はいつものように揺れましたが昨日は特にひどく、私は天井に頭をぶつけてしまいました。出発前から 風が強い事は分っていましたが、今回はさすがに怖かったです。早速なおやさんがSoCALにタービュレンスの PIREPを伝え、後で確認したらしっかりと掲載されていました。未だにATCでびびってる私にはPIREPの報告など 恐れ多くて出来ませんが、さすがCFII!(当たり前だと怒られそう)

 ランディングギアとプロペラが違うだけでも、これまで単純なC172やアーチャー程度しか知らなかった私にはとても 新鮮な経験で、再び軽飛行機の面白さに目覚めてしまいました。なおやさん本当に有り難うございました。今回はATCも 離着陸もおんぶにだっこで済みませんでした。これに懲りず是非またクロスカントリーご一緒させて下さい。


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