生きとし生けるものが棲む所
2002年9月3日

 レイバーデイの連休を利用して本当なら自分の操縦でニューメキシコ辺りへ飛ぶ予定だったのですが、マイレージ消化も 兼ねて急遽カナダへ行ってきました。バンフ、ジャスパーを結ぶ通称「Glacier High Way」、ここは以前から行ってみたかった のですが、ただ氷河や湖を見るだけにここまで行って何日も潰すのはもったいないと、ずっとこれまで行くのを見送り続けて きたのですが、諸事情を鑑みてやっと行くことにしました。感想は「こんなに素晴らしい所、もっと早く来ればよかった」と 素直に思いました。

 バンフからジャスパーまで約300キロ、カナディアンロッキーの雄大な谷間を走る高速道路の両脇には、いたる所に氷河が見られ、 荒く削られた岩山の造形美が何処までも続きます。とにかくスケールがでかい!日本で言えば、東名高速で東京から名古屋 インターまで、ずっと本当に絵に描いたような景色が続いているのと同じなのです。

 そして自然のままに暮らす動物達、今回初めて野生のクマに遭遇しました、それも2回も!他にもムース(ヘラジカ)、 エルク(大ツノ鹿)、ビッグホーン・シープ、等々、道端で正に手の届きそうな距離で出会うことが出来ました。 この、バンフ/ジャスパーの自然に囲まれていると、「これが生き物の棲む所だよな・・・」と、しみじみ考えてしまいます。

(写真はマリン・レイクの奥にあるスピリット・アイランド)


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