路傍の家
2003年4月15日

 サンフェリペの南の海岸沿いは別荘が並んでいる。別荘と言っても高級住宅もあればトレーラーハウスもある。そして サンフェリペの町から離れるに従って家の質が段々落ちてくる。しかし、時折ぽつんと高級住宅が4〜5軒固まった コミュニティーが有ったりもする。20〜30マイルも走ると道が悪くなり始め、ついにはダートとなる。暫く何も無い道を 走っているとたまに写真の様な家に出くわす。

家の前においてあるドラム缶や青いプラスチックの容器は水瓶である。この辺りは砂漠気候で土地は渇き切っており水道も 無いので、たまに水売りのタンクローリーがやって来ると家の前に止めてこの缶に入れてもらうのだ。

アメリカや日本でこんな家を見たら汚さに嫌悪感を覚えるだろうが、バハでは絵になるように思えるから不思議だ。


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