至福の時
2003年7月25日

 抜けるような青い空と透き通った海。白い砂浜には刺すような陽射しから逃げる為に椰子の葉を葺いて作ったパラパが立つ。 その下に海に向かって椅子を置き綺麗な景色を見ながら寛ぐ。椅子の横に置いたアイスボックスの上に氷を入れた透明なグラスを 置きジンを注ぐ。そしてアイスボックスからよく冷えたソーダを取り出しグラスに注ぐ。ソーダが氷に触れて泡立つシュワーっと いう音がとても心地よい。最後にライムをナイフで半分に切りグラスに絞る。アイク特製スペシャル・ジンライムの出来あがり。

バハの暑く乾いた空気の中で、この景色を見ながらジンライムを飲む。甘さの無いクリアでサッパリとして、キリッとしたジンの 味がこの景色によく似合う。何もせず、何も考えず、ただここに座ってのんびりとした時間を味わう。ボーイがドリンクの注文を 取りに来るリゾートホテルのビーチとは一味違った、何も無いからこそ味わえる時間がここにはある。


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