スーパーマーケットのレジに並んでいたら、レジのおばちゃんが前の人に「雲が出てきた...」と言っていたので、
西向きの窓の外を見てみると近くの山を乗り越えるように1,000〜2,000ft前後の高さに低く垂れ込めた雲の層が
蠢きながらこちらへ向かっていました。それは疑いもなくアメリカ西海岸名物マリンレイヤーでした。
この冬はいつになく寒く、今年は気温の低い年なのかと思っていたら、昨日は一変して暑い陽気となり2月だというのにTシャツ
一枚でも汗ばむくらいでした。気温が高くなると大気中の湿度が上がる、とすると...私の知識に間違いは無かったようで、
気温の下がる夕方には写真のような分厚いマリンレイヤーが発生しました。自分の予想が当たったのは嬉しいけれど、これで
また夕方のMYFの天気に悩まされる季節が始まったかと思うと憂鬱になります。
訓練も含めて飛行機に乗り出して約2年間のサンディエゴの天気を振り返ってみると、
3月〜6月:曇りがち、マリンレイヤー多発
7月〜10月:昼間はからっと晴天、夕方から早朝はマリンレイヤー
11月〜2月:昼夜とも空気が澄み晴天が多い
教科書に書いてある通り気温が下がる冬場は湿度が低い為visiblityがとても良く、遠くの景色まできれいに見渡せる日が多いです。
しかし、理由は分かりませんが経験的に12月の末だけはこの3年とも曇りでした。年越しフライトではいつも雲に悩まされました。
やはりIFR取るしかないかな...
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