Rwy17 CAB(調布飛行場)
2004年1月12日

 日本へ帰国してすぐに横田基地のお祭りに行って以来約半年の間、たまの休みに空を飛ぶセスナを何度か見上げた以外に飛行機に 触れる事が無かった。すっかり日本の生活にも慣れてきて、そろそろ空が恋しくなってきた今日この頃、久しぶりに休日に時間が 出来たので飛行場へ行ってみた。日本の免許を持っていないので飛べるわけではないが、とにかく飛行機のある雰囲気に浸りたくて 仕方がなかった。

横須賀から電車に揺られる事2時間強。西武多摩線を多磨駅で降り、地図を見ながら空港へ向かって歩いた。途中、新撰組の近藤勇の 道場跡の横を通り、適当な所で南へ折れ公園を通りぬけるとハンガーらしき建物が見えた。建物の脇の奥にフェンスが見え、 飛行機の給油所らしきものが見えたので、とりあえずフェンス際へ行ってみた。そこは飛行場だった。

飛行場に沿って歩きターミナル、管制塔を見ながら南の端へ行くと、生ビールののぼりが道端に並んでいた。点々と続く餌を拾い ながら罠へ向かうネズミの様に、のぼりを辿っていくと、一階がレストランになっているFBOがあった。その名もプロペラカフェ。 丁度昼メシ時だったので迷わず入っていった。カフェの奥はガラス張りで滑走路を見ながら食事が出来るようになっていた。 横の壁も一部ガラス張りでハンガーの中が見えるようになっていた。私は久しぶりにジェネアビの雰囲気を味わいほんの僅かな 満足感を得る事が出来た。


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