津軽の旅
平成21年11月27日

 突然三日だけ時間が出来たのて旅行をしようと思った。幾つかあった行きたいところから今回は津軽を選んだ。その日の晩に 上野発青森行きの夜行バスに乗り青森駅でレンタカーを借りてまずは西海岸へ。予報では後半の天気が崩れそうだったので天気の 良いうちに海沿いの良い景色を観に行く事にした。五能線沿線の景色は思った通りとてもすばらしく、列車からは撮れない線路や 周辺の景色を撮りまくった。車中泊で出費を切り詰める計画だったが、現地に着いてから日本海沿岸の駐車場で北朝鮮に拉致された 人の事などを思い出して気後れし結局弘前で宿をとる事にした。弘前に行く前に黒石に寄って名物しる焼きソバを食べた。そして 弘前では割烹でこれまた名物の貝焼き味噌とじゃっぱ汁を地酒と一緒に楽しんだ。どれもとても美味しかった。

 翌日は津軽半島をドライブ。まずは十三湖でシジミ尽くしを堪能。シジミ汁、シジミラーメン、シジミ酒蒸し、シジミチャウダー、 シジミ佃煮、シジミ釜飯、どれも美味しく全部食べても飽きることは無かった。その後竜飛崎へ行き津軽海峡冬景色の記念碑で ボタンを押して石川さゆりの歌声を聴いた。 前日の夜に割烹でボタン付き記念碑の話を聞いたのだが、ボタンを押すと大音響で歌が始まったのにはビックリした。 思わず周囲を見渡したが、私以外に誰も居なかった。風の吹きすさぶ中私は歌に聞き入った。

 人との触れ合いもあったし、美味しいものも沢山食べれたし、いい景色も見れたし、思いつきで行った旅にしては結構楽しかった。

(写真は津軽鉄道、芦野公園駅近く)


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