カーボンモノコック&グラスコックピット
平成23年1月5日

 前回フロリダのMLBでBFRをしてから3年、ラスベガスの空は2006年の1月いらい5年ぶりだ。久しぶりにラスベガスの目抜き通りを ドライブすると町の景色が以前とだいぶ変わっていて驚いた。そして軽飛行機に乗ってみてまた驚いた。12月にラスベガス行きが 決まってすぐにどこで飛ぼうかと考えた。今回は新しいことに挑戦する事にし、初めてのスクールで初めての機体を予約した。 ラスベガスの中心から南に10マイルほど下ったあたりのHenderson Executive AirportにあるMonarchSkyというスクールにある RemosというメーカーのGXという二人乗りの機体に挑戦してみた。事前にインターネットでPOHをダウンロードして読んではいたが、 実際にRemosに乗ってみてその新しさに驚いた。一見セスナのような外観だが胴体はカーボンモノコックでスティックタイプの操縦桿 からその軽さが伝わってくる。あまり簡単に操縦出来るので久しぶりなのに以前より操縦が上手くなったと錯覚するくらいだ。 着陸も簡単に出来るし地上でのタキシングも軽くペダルを踏むだけで簡単に曲がるしブレーキは手でセンターコンソールのレバーを 軽く押すだけで良く効くし、ドアはスポーツカーのガルウィングのように上に跳ね上がるタイプ。なんといっても一番驚いたのは グラスコックピット。HNDを離陸してすぐ山を越えるときにAltitudeだったかTerreinだったか合成音声のアラームが聞こえてきた。 まるでビデオゲームというかPCのフライトシミュレータで遊んでいるような感覚だ。ついでにこの機体でBFRも済ませてしまうつもり だったが、生憎1時間だけ乗るとメンテナンスに入ってしまい結局チェックアウトは出来なかった。10年前もグラスコックピットを 備えた軽飛行機はあったが高級な機体だけだった。今回Remosに乗って私がカリフォルニアで飛んでいた頃と時代が変わったと実感した。




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