第1レッグ
出発地点
到着地点
空港名
:モンゴメリー・フィールド
ID
:MYF
クラス
:D
市
:サンディエゴ
州
:カリフォルニア
空港名
:セントジョージ
ID
:SGU
クラス
:G
市
:セントジョージ
州
:ユタ
雲の上に頭を出したエルカピタン。
モンゴメリー・フィールド空港出発
いつもの様に夕方の出発、天気は雲ともヘイズともつかない濁った空気がサンディエゴ一帯を覆っていた。METARを確認すると十分VFRなので迷わず出発。
上空へ上がるとヘイズが太陽の光を反射するので、下界の視界は地上で思ったよりもかなり悪く、殆ど真下周辺しか地形が認識出来なかった。
まあ、それでもヘイズのトップはせいぜい2,500ft程度だったので全く気にならず、雲の上に頭を出したエルカピタンまで来たらあとはジュリアン目指して一直線。
ジュリアンから先は9,500ftで巡航です。
ぼんやりとした太陽。
上空では水平方向の視界はそれ程悪くは無かったが、上も下も白いのでトラフィックが見付けにくそうで怖かったので、トラフィックが近づいてきたら少しでも早く分かるように後部座席の妻に見張りを頼み、
SoCALアプローチにコンタクトしてVFR Flight Followingも頼んだ。それ程危なくは無かったけれど、トラフィックが前を横切ったり追い抜いていったりすぐ下を通り抜けて行ったりと、
ヒヤッとする場面が何度かあり、あまり気持ちの良くないフライトだった。
セントジョージ空港到着
そんな視界の悪い状態がラスベガス近辺まで続いた。レイクミードを越える頃に日は暮れてしまい、セントジョージに到着した時には辺りにはすっかり夜のとばりが降りていた。
綺麗なごじんまりとした町の夜景の端っこに、整然とした滑走路のランプが町の碁盤の目状の街灯と平行に並んでいた。
ナイトランディング、セントジョージ空港。
日が暮れて暗くなってから安全の為に少し高めに高度を取っていたので、
空港の直ぐそばまで来てから一回サークリングしてトラフィックパターンまで高度を落とし着陸態勢に入った。進入角度が多少急勾配ではあったが無事着陸。前回と同じホテルロココの目の前に駐機。
少し上り坂になっているエプロンのスポットに入れようと一人で機を押していると、長身の男性がやってきて「You need help?」と言うので手伝ってもらった。彼はホテルの従業員で、
荷物も部屋まで運んでくれた。チップを渡そうとしたが気がついたら姿を消してしまっていた。子供がプールで泳ぎたいと言うのでフロントに聞いたら既に閉まっていたプールを彼が開けてくれて、
私達はしばしセントジョージの夜景と時折音も無く飛び交うコウモリを見ながらプールで泳ぎ旅の疲れを癒す事ができた。
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