IFRレーティング合格記念フライト
SEL de LAX

Final Approach Rwy25L LAX

LA aerial
 SLI辺りで4000フィートに降下。SoCALが124.9にハンドオフされベクターが始まった。

「Arrow 64Z SoCAL departure, heading 320, expect Rwy25L」

このコントローラーが空港の管制塔に渡されるまで誘導してくれるのだが、心配していたほど無線は忙しくなくむしろ無音状態が長く続き、ロスコム(無線機が壊れて不通になる事)したのではないかと心配するくらいで、 ジェットを先に着陸させるためにホールディングさせられる心配は無さそうだ。普段は割り込む隙も無く、VFRフライトフォロイングを受けながらこの辺りを飛ぶと途中で忘れ去られてしまう事が有るくらいなのに、この日は気味が悪いほど静かだった。

「64Z, unless you desire the ILS approach, I will take you pallarel localizer and take you down 2500・・・」

暫くするとSoCALからベクターで2500まで下げてパラレルLOCまで連れて行くか、ILSかどちらにする?と聞いてきた。私はこれまでの訓練の成果を試すべく迷わずILSを選んだ。そしてファイナルコースへのベクターが始まった。

「64Z caution waketurbulance for Boeing 767, fly heading 340」
Simultaneous approach with B757

どうやら近くにB767がいるらしい。

「64Z dscend maintain 2500」
いよいよ最終段階に向けて降下が始まった。

「64Z fly heading 290」
ヘディングも次第にインバウンドコースに近くなってきた。

「Cherokee 64Z, 3 miles from HUNDA, heading 280, maintain 3000 until established LOC, cleared to 25L approach」

ついにLAXへのファイナル・アプローチのクリアランスが下りた。これで正式にLAXへ進入するのを許可されたのだ。今LAXの25Lの着陸コースに進入してよいのは私だけなのである!と、思ったのも束の間。私がアプローチのクリアランス を貰って20秒程して、インドかアラブ系訛りのパイロットの声が聞こえてきた。

「1105 good afternoon approach, descending on CIVET FOUR」
「1105 heavy approach, ・・・ at the CIVT clrear to the ILS 25L approach」

後ろにいる大型機に同じ25Lアプローチのクリアランスが下りた。しかし、こちらは滑走緒路まであと数マイルの所まで来ていたのであまり心配はしなかった。しかしこの後直ぐ早くしろと言わんばかりにSoCALが言ってきた、

「Arrow 64Z, 2000 until established please」
程なくローカライザーに乗りILSのトラッキングを始める。するとまた一機25Lのクリアランスを貰っていた。

「Cargo775 clreard to ILS Rwy25L approach, maitain 250Kt, caution wake turbulance heavy Boeing 777」
250ノット!ヘビー!777!当たり前だがモンゴメリーのアプローチでは聞いた事の無い言葉がどんどん出てくる。

Perfect tracking
「Arrow 64Z contact Los Angeles tower 120.95」
そしてLAXのタワーにコンタクト!

「Cherokee 8164Z Los Angeles tower good afternoon, wind 260 at 8, Rwy 25L clear to land」

Simultaneouse approach with Southwest Airline
ついに着陸OK!風も殆ど向かい風で視界も良く何も問題なし。LOCもGSもCDIはピタッとセンターに張り付いている。こうして私が着陸している間も管制塔は隣の滑走路25Rから次々と離陸して行く大型機に指示を出していた。

もう目の前に滑走路が迫ってきた時、ふと横を見ると24RにアプローチしているSouthwestの757がすぐ隣を飛んでいた。

自分が飛ばしているのは小さな軽飛行機だけれど、彼らと同じプロシージャに則り同じ空港に同時に着陸する。 しかもLAXに・・・。若い頃にエアラインパイロットを夢見た事のある私にとってこのアプローチの間は至福の一時だった。

Touch Down
滑走路の手前を横切るフリーウェイ405の上に差し掛かった頃、そろそろ良いだろうと思いフルフラップ、スロットルも絞りながらスピードを落としていった。そして着陸。(着陸シーンの動画はこちら)

「Cherokee 64Z are you parking Garrett?」
「Affirmative!」
「64Z roger continue down runway turn left at taxiway Golf and taxi to Garrett this frequency」

私は後続に迷惑をかけないよう、着陸してすぐに左に曲がりランウェイから出ようとした。そしてタクシーウェイの脇に黄色い看板を見つけた。そこには「WG」と書かれていた。外を見ると一つ隣の先のタクシーウェイに「G」と書かれた看板が立っていた。

管制塔の指示はGだ、やはりGに行くべきだろうか?私はUターンしてランウェイに戻ろうとした。すると後続のヘビーがもう直ぐそこまで来ていて殆ど着陸直前の状態だった。 これは危ないと再び向きを変え滑走路から遠ざかろうとすると同時に、

Taxiway WG
「Cherokee 64Z continue off the runway please!」
「Continue off the runway, 64Z」
「Cherokee 64Z continue the Alfa, continue straight ahead Alfa, turn right at Alfa!」

管制官も必死である。私が向きを変えてもなお、念を押すように滑走路から離れるように指示してきた。しかし、なんとか無事ランウェイから離れFBO「ギャレット」へ向かった。


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(As of February 26, 2003)



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